- 2014/04/01 19:15:01
- E引越し後に行うこと
国民健康保険加入手続きについて
国保加入者が引越した場合、一旦、旧住所で国保の資格を喪失します。引越し先で新たに、国民健康保険加入手続きをとることになります。
国保が市区町村ごとの制度であることは、旧住所での手続きでお分かりの通りです。届け出は役場で行うことなので、転入届の提出に行った際に、国保の保険証交付の方もまとめて行いましょう。
手続きに必要なものは、転出証明書と印鑑です。これらは他のお役所手続きでも使用するので、国保加入のためだけに用意するものという感じはないかもしれませんね。ただ、忘れないように、それと紛失しないように、気をつけて当日持参しましょう。
期限にご注意!
国保への加入は転入届と同様、住所を移してから14日以内に手続きをとることに定められています。「自分が入りたいから入る」とか「この街では保険の世話にならないから入らない」などと、本人が選択する余地はありません。会社の健康保険に入っていなかったり等、国保の加入条件に該当する人には、保険料を納める義務が生じます。
市役所の方から聞いた話では、もし支払う能力がなくなってしまった時、一番悪いのは黙って滞納することだそうです。引越したばかりで新生活が不安定で、とても保険料を支払えそうにない……なんて状況に陥ったら、役所の人に相談するのがオススメです。
低所得で、また、預貯金が極端に少ない時は、軽減判定してもらえる場合があります。全額払わないという意味ではありませんが、減額してもらえるだけでもかなり助かるはずです。