水道の閉栓と精算について

洗う

あらかじめ、引越し前に水道局への連絡はしてあるはずですよね。いよいよ引越し当日つまり水道の使用中止希望日は、水道栓を閉めることになります。

電力会社やガス会社とは違って、水道局は各自治体に組み込まれている機関であり、その市区町村によって手順は微妙に異なることがあります。

 

原則としては、予約しておいた時刻に係員が訪問するので、立ち会いのもとで水道メーターの最終確認と水道の閉栓を行い、水道料金の最終確認や清算へと進みます。

 

水道メーターを確認する際にやっておきたいのは、最後にメーターの画像を撮っておくことです。万が一見覚えのない水道料金の請求書が送られてきた時、身を守る盾となってくれるはずです。

 

また、メーターを撮っている姿を見せるのはパフォーマンスにもなります。もしも係員が不正をはたらこうとしていても(あくまでも「もしも」の話!)、「こんなにしっかりしている人を騙すのは難しそうだ」とあきらめるのではないでしょうか。

 

引越しが集中する時期になると水道局も多忙で、閉栓の時刻が希望通りになるとは限りませんが、こちらで指定できる状況であれば、他の作業より心持ち遅らせるのがよさそうです。水道の最終料金を清算している時と、退室の立ち合いで不動産屋さんが訪れた時とが、微妙にかぶるようセッティングできればたいしたものです。(実際にはそんなに微妙な時間設定は難しいかもしれませんが)

 

電気は明るければつけなくても済む。火気は引越し当日には使用しない方がいい。だから電気とガスは早めに使用を停止できます。ところが、水だけはギリギリ最後まで使いたいワケがあります。主な理由は3つ。

 

 

1.引越し業者から「○○を洗わせてください」などと頼まれたケースに備える

 

通常なら、業者はお客のモノを使わないよう、ペットボトルに入れた水、タオル、バケツなどを持参してくるので、確率は少ないです。しかし、たとえば作業員が怪我をして患部を流水で洗いたい、冷やしたいなど、緊急事態は起き得ます。そのような状況で、答えが「水道止めちゃった」だと困ってしまいますよね。

 

2.不動産屋から部屋チェックのダメ出しがあった場合に備える

 

退去前のお部屋チェックで、不動産屋さんから「ここ、もうちょっとキレイになりませんかね〜?」と、まさかのダメ出しがあった時の対策です。キッチン周りは料理を頑張って暮らしてきた人ほどよく使っていますし、バスルームにはある程度は月日の経過とともに起きる変化があるものですが、担当の人が神経質なタイプだとシンクやバスから使用感を消したがります。

 

そんな時、再度軽く掃除すると、いくらか見た目の印象をよくすることはできます。乾拭きで事足りればいいですが、水があった方がやはり安心です。お部屋の現状回復は敷金返金にもかかわる部分ですから、リカバーする手段は残しておきたいものです。

 

3.トイレの問題

 

用心していても、生理的な欲求がいつ起きるかは予測しがたく、ギリギリまで水が出る状態にしておくしかないのでは。

 

チェック

水道栓を閉栓した時点で、水道使用量の請求はストップします。最終月の水道料金は、基本料金に併せ前回の検針日から閉栓した時点までの使用料を日割計算にし精算となります。

 

支払方法は、係員に現金で払う現地清算のほか、口座振替、クレジットカード払い、請求書での支払など、いくつかの選択肢があります。これは事前に予約しておいた方法で清算を。引越し当日になって「やっぱり支払方法を変えるわ」と言って、係員を慌てさせないで。

 

水道の開閉栓を何回となく経験してきた水道局の人は、現場の作業については驚くほど手慣れた感じで、非常に頼りがいがあるように見えます。ところが、他の細かいことになると、急に質問してもあまり答えられない傾向が見受けられます。これは水道局が会社組織ではないことも関係しているかもしれません。決められた仕事をちゃんとしてくれれば、ほかにきめ細やかな対応は要求しない方がよさそうです。

 

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