近隣への挨拶について

引越す前に、旧居のご近所さんにご挨拶することを忘れていませんか? 新居の近所にはキチッとご挨拶に伺う人も、旧居を引き払う際のご挨拶はなぜか意識から落っこちてしまいがちです。

 

近隣への挨拶に行くタイミングについては諸説ありますが、引越しの前日までに行っておくのが理想的です。
「当日の朝でもいい」という意見も多く聞かれますが、それではちょっと悠長だなという印象があります。なぜ挨拶に行くのかを考えてみましょう。

 

引越しの挨拶には、二つの目的があります。一つは「引越しのドサクサで迷惑をかけそうなので、先に謝っておきます。すみません!」という先触れで、もう一つは「今までお世話になりました」と同じ地域に住み暮らしてきた人に伝える感謝です。

 

引越し当日は家の前に大型トラックなど見慣れない車両が停まり、短時間でも道路をふさぎます。加えて、ガスや水道や電気会社などのいろんな業者が、同じ日に行き来しますから、近くの人たちにとって多少は迷惑です。どれほど気をつけようが、迷惑さはあまり変わりません。

 

そこを考慮すると、前日までには「引越しますのでちょっとバタバタしますが、ご了承くださいね」と知らせておくことにこそ、挨拶の意味があります。引越し業者が荷物の搬出をしている最中や作業が終わってからの訪問では、気が利いているとは言えません。全然挨拶しないよりは「まし」という程度でしょうか。

 

家族

また、これまで近くで暮らして、関わるともなく関わってきた人々に一通りの礼儀を示すのは、社会人としての常識でもあります。

 

できれば「ありがとう」はお会いして伝えたいものです。逆に、そう考えられない大人って、ちょっと情けないかもしれません。挨拶、しましょう!

 

では、挨拶回りをする範囲はどこまでがいいのでしょうか? 日常的にどのようなご近居づきあいをしてきたかにもよりますが、一軒家なら、お隣と裏手、それから向かい側のお宅は、確実に声をかけておきたいですね。裏手を忘れやすいかもしれないのですが、敷地が接触しているお宅ですからお向かいさん以上に挨拶すべき相手です。

 

アパートやマンション等の賃貸物件では、自分の部屋の両隣と、上の階、下の階の方々を回ります。お隣さんのことはすぐ思いつくとして、礼を欠かせないのは階上や階下の住人です。マンション生活は、階が違えば顔を合わせる機会がなかなかありませんが、人の気配や振動は上や下の階にも影響を及ぼすものです。

 

そういえば、天井から「ワハハハハハ!」「ギャハハハハ!」と大きな笑い声が降ってきて、まるで怪人二十面相のワンシーンのようでドキッとしたこともあります。おそらく上の階の方がお笑い番組か何かに大ウケして、リアクションが予想外に大きくなってしまったのでしょう。

 

ということは、こちらの音もあちらに結構漏れ聞こえていると考えられます。引越し当日は、断りもなくドタバタ作業を始めると、音が響いて「うるさいな〜」と思われるでしょう。最後は笑って別れられるよう、一言声をかけておきたいものです。

 

挨拶の品は必須とは言いません。もし近隣の住民と交流があれば、気持ちで何かさしあげるのもいいのですが、絶対渡さなければならないという決まりはないそうです。

関連ページ

洗濯機の水抜き
ここでは、【引越し前日に行うこと】の中から洗濯機の水抜きについて紹介します。
冷蔵庫の水抜き・清掃
ここでは、【引越し前日に行うこと】の中から冷蔵庫の水抜き・清掃について紹介します。
パソコンのバックアップ
ここでは、【引越し前日に行うこと】の中からパソコンのバックアップについて紹介します。
清掃・ゴミ出し
ここでは、【引越し前日に行うこと】の中から清掃・ゴミ出しについて紹介します。